お金持ちが多く住む高級住宅街が存在します。
東京では港区の麻布、高倫が高級住宅街で、少し郊外に行くと世田谷も高級住宅地と呼ばれるところが数多くあります。
高級住宅街にお金持ちが集まるのはちゃんとした理由があります。
お金持ちは高台に住みたがる傾向が強いです。
なぜお金持ちは高台に住むのか?
東京の高級住宅地を言えば、港区では麻布・高輪・白金台、渋谷区では代官山町・千代田区では番町、世田谷では、成城・奥沢・深沢があります。
これらの高級住宅街に共通する条件として高台にあることです。
東京は、高層ビルが多くたっているのでわかりにくいですが、坂が非常に多い地形です。
昔から、日当たりのよく、景色が良い高台に住めるのはリッチな人である証と考える方が多く、特に昔では自動車は超高級品だったので、高台に住めるのは一種のステータスのようなものでした。
タワーマンションに住む人はお金持ちではない?
最近はタワーマンションの人気が根強く、多くのタワーマンションが建設されています。
東京の一等地の高台は、先に住んでいる方が多いです。
しかし、このような一等地に住める人間は、本当のお金持ちしか住むことができません。
タワーマンションに住んでいる人がすべてお金持ちではないというわけではありませんが、破産予備軍とも呼ばれています。
もちろん富裕層専用のタワーマンションもあり、都心の六本木や赤坂に建てられたマンションは富裕層にしか住めません。
また、湾岸沿いエリアのタワーマンションを購入する層として、富裕層は少なく大手企業のサラリーマンに人気があるといわれています。
一般的に年収1000万円は高給取りですが、東京のしかも高層マンションに住むのであれば1000万円では十分な稼ぎとは言えません。
年収1000万円のサラリーマンと専業主婦の家族と、年収600万円の共働き夫婦であれば世帯で働いている夫婦の方が収入が多いです。
年収1000万円の専業主婦家庭が5000万円のマンションをローンで購入するのは、かなり厳しいです。
旅行や贅沢品などを購入したり、子供の養育費がかさんでしまうと、お金がなくなってしまいます。
この状態で旦那がリストラされてしまうと、ローンが返せなくなり破産してしまいます。
最近、大手企業でも安心とはえ言えないので、破産予備軍と呼ばれています。
一方で、都心の高級物件の賃貸物件では、2~3年ですべての住人が入れ替わるといわれています。
高級賃貸住宅に住むお金持ちは、上り詰めるのも早いが収入を保てない場合も多いです。
タワーマンションは、お金持ちになりたい人間の幻想の住まいの一種でもあります。