時代の変化や技術革新をいち早く知ることが大切です。
未来は誰にも分らないので完璧な答えは存在しませんが、道しるべとなるヒントはあちこちに落ちています。
急に訪れるものは少なく、ヒットするものは断片的ではあるがすでに起こっているものがベースになるものが多いです。
iPhoneは革命的な商品
アップルのiPhoneやiPadは革命的ともいえる商品です。
iPhoneが普及する前は、パソコンを中心としていたIT企業の流れが一気に変わりスマホ向けのアプリ、ゲームなどを開発するようになりました。
iPhoneはまさに革命的なアイテムでしたが、iPhoneに似た商品はかなり前から存在はしていました。
日本のシャープも同じようなコンセプトの商品を開発しましたが、通信回線が貧弱で外では全く使えなかったので商品自体は消滅しました。
しかし、インターネットの普及と携帯の通信環境が揃っている現代では、iPhoneは爆発的な人気を生みました。
今の環境では実用性がないからといって、無価値と判断するのは非常にもったいなく、後々の爆発的ヒット商品のコンセプトが眠っている可能性があります。
グーグルとヤフーの違いとは
ITの技術革新として、インターネット検索エンジンのグーグルとヤフーが存在していました。
今ではグーグルが圧勝していましが、インターネットが普及した当初はヤフーが圧倒的なシェアを誇っていました。
日本では、ヤフーをトップ画面で使用している人も多いですが、検索エンジンのシェア圧倒的にグーグルが多くなりました。
グーグルが圧倒的にシェアを得ることができたのは、大きな技術革新があったからです。
ヤフーの検索サービスは、、無数に存在するwebサイトをテーマごとに分類し、わけるように作られました。
電話帳や百科事典のような分類方法です。
しかし、グーグルの検索エンジンは、ロボット検索と呼ばれており、基本的なキーワードを収集して管理されています。
グーグル独自のルールでwebサイトにランクがつけており、あるキーワードで検索するとランキング順に検索結果が表示されます。
Webサイトが少ないときであれば、ヤフーの検索エンジンでも問題はなかったですが、爆発的にサイトが増えるにしたがって分野ごとに仕分けることが難しくなり、キーワードを使ったロボット検索のほうが、的確なサイトに到達できる確率が高くなったので、最終的にグーグルの検索エンジンが勝ちました。