新社会人から仕事に慣れてくる20代後半の方までの平均貯金額を調べました。
平均手取りがどのくらいで、どのくらい貯金しているなど20代のお財布事情は比べたときに平均よりも多いのか少ないのか当てはめてください。
20代の平均貯金額は100万円
20代と一括りしても、新卒で働き始めた社会人から20代後半では貯金の差があって当たり前です。
しかし、給料が同じぐらいの方でも貯蓄が0円の方も少なくありません。
また、学生の時から貯金をして20代後半に1000万円を超えている方も少ないながらもいます。
年収300万円未満
平均貯金104万年 中央値30万円
年収300~500万円
平均貯金280万円 中央値185万円
中央値は、すべての当りを比べた真ん中の値です。
働き方、住む場所でばらつき方が出るので、1000万円以上の方がいるだけで平均貯金額をグッと高めてしまいます。
大体20代の平均貯金額として100万円程度が相場となります。
20代の6割以上の方が、手取り16~30万円
20代の手取りは16~20万円が33%、21~30万円が30%です。
実家暮らしなのか、一人暮らしなのかで生活費にかかってくる金額が違ってくるので、一概にはいえませんが、20万円以上あれば一人暮らしする分には困らない金額です。
- 51万円以上 5%
- 41~50万円 2%
- 31~40万円 7%
- 21~30万円 30%
- 16~20万円 33%
- 11~15万円 15%
- 10万円以下 9%
半分以上の方が貯金をしている
月に2~5万円貯金している人が38%と最も多く、次に多いのが月に6~10万円と答えた方が23%います。
また貯金をしていない、その月に余った金額を貯金していると答えた方が20%ほどいます。
貯金に対する意識の違いがはっきりと分かれます。
貯金額の目安は手取り額の1~2割が相場
手取り金額の1~2割が貯金の相場と言われています。
我慢しすぎてしまうと、ストレスが溜まってしまいますが、1~2割であれば一人暮らしでも可能な範囲です。
手取りが18万円の場合、月に18000~36000円と考えて、毎月25000円貯金出来れば年間で30万円貯金することができます。
4年も貯金できれば120万円と20代の平均貯金を超える事も出来る上に、ボーナスを加えればもっと貯金することが可能です。
実家暮らしでお金に余裕がある方は、給料の半分は貯金する方もいます。
月に使うお金を計算する
収入から出費を差し引いた金額が貯金になります。
給料がどれだけ増えたとしても、無駄使いを重ねていてはいつまでたっても貯金に回すお金はできません。
まず、月に必要なお金を計算してください。
- 自分のお小遣い
- 生活費
- スマホの通信料
- 買い物
などの必要経費を計算したうえで、月にどれだけ貯金をしたいのかを考えます。
多く貯金をしたいと思えば、無駄な出費を減らすしかないので、自分の削れる部分を考えて削るようにしましょう。
例えば、スマホに月1万円使っているのであれば、激安スマホに変えて月に2000円で押さえれば8000円の経費削減が出来ます。
貯金を増やすには、出費を減らして収入を増やすのが一番てっとり早いです。
貯金専用口座を作る
給料が振り込まる口座では、ちょっとしたときに引き出す可能性が高くなるので、貯金すると決めたのであれば貯蓄専用口座を作った方が良いです。
1つの口座ではお金の流れが分かりにくく、お金を使う可能性があります。
2つの口座を管理するのは面倒ですが、お金を貯める習慣を身に付けるのであれば大切です。