高すぎる目標は時に自分を追い込んでしまいますが、簡単にクリアできないからこそ、「大変」、「難しい」、「辛い」と感じてしまいます。
目標が達成できないと、やらされている感が芽生えてしまい辛いと感じてしまい続けられなくなってしまいます。
そうなってしまうと、モチベーションは下がり、パフォーマンスも低下して、スキルも身に付かないので成功するのは難しくなります。
しかし、失敗から成功に繋げる事が出来れば、辛い過程から喜びに変わります。
「あの経験があるから、今の自分がある」と感じることはないでしょうか?
影響を受けた人物や出来事がなければ、今の自分は存在していないかもしれません。
特に若ければ若いほど、自分の目標と現実とのギャップに苦しんでいる場合が多いです。
どんな出来事も意味がある、今後の自分が成功するための出来事だとだと考えれば目の前の辛いことも前向きに考えることはできるでしょう。
前向きに考えることができなければ、当然不平不満が生まれてしまいモチベーションが下がりスキルが向上しません。
こうした経験すべて、血肉になる経験です。
教養は、人の観察から始まる
どんなお金持ちや成功者であっても、完璧な人間は存在しません。
人は毎日が勉強です。
教養は、自分で勉強するのも大切ですが、人の観察も非常に大切です。
人はどういうときに物がほしくなるのか、自分がほしい情報や欲しい商品があったとして理由は何なのか?どんなときに人は成功しているのか、どんな時に人は失敗しているのか、人とは非常に面白い生き物です。
誰一人として同じ人間はいません。
成功者はどうして成功者になったのか、様々な成功事例や失敗事例を集めればどんな環境・考え方の人間が成功者になっているのかわかるはずです。
失敗者の真似をするよりも、成功者の真似をした方がより確実に成功するのは目に見えています。
日常生活は日々勉強
社会人の生活の9割以上は社会性から成り立っています。
社会を観察を積み重ねることができれば、ビジネスの現場でどうすれば相手に失礼のない行動ができるのか簡単にわかります。
例えば、外資系のサラリーマンが大きな利益を会社もたらし彼の評価は上がり成功したとします。
そして、彼が彼女とデート中に、自分がどれだけ会社のために尽くしたのかと自慢話をしたとします。
すると、当然彼女は自分と一緒にいるのに仕事の話ばかりしてつまらないとなり、不機嫌になります。
会社では成功をした事実はありますが、恋人の対応に失敗してしまった事例ですね。
自分の人生の成功体験がいくらあったとしても、相手がいる会話であれば双方の意識があることに気がつかなければ、いわゆる空気の読めない人間になってしまいます。
自分が話のと同じぐらいがそれ以上に、相手の話を聞くべきということをここで学ぶことができます。
ヤンキーやナルシストなどの武勇伝の話がつまらない理由は、自分にとっては面白い成功体験でも他人からすればどうでもよいということに気が付けずずっと話続けることです。
コミュニケーション能力がある方であれば、相手が7~8割話させ、自分が2~3割話す程度で十分なことを知っています。
観察眼の身に着ける方法としては、日常の様々な事例を何気ない日常と流さずに、目や耳をちょっと相手に意識するだけで相手の様子がわかるようになります。
これはうまくいっているな、これはうまくいってない、と自分の中で判断すればよいです。
また、相手の目線、仕草、行動を見ればある程度は、何に興味がるのか、落ち着いているのか、落ち着いていないのかわかるようになります。
そして、他人のふり見て我がふりを治すように、自分の悪い部分とマッチしていれば直せばよいですし、良い人がいれば真似をすればよいです。
自分の教養としてプラスにインプットできるようにしていけば人間としてさらに成長することができます。